神経症-病気・症状と治療

神経症-病気・症状と治療

神経症 Neurosis

神経症

▪ 神経症とは
 ◦ 不安障害
  ▹ パニック障害
  ▹ 恐怖症性不安障害
  ▹ 強迫性障害
  ▹ 外傷後ストレス障害(PTSD)
 ◦ 身体表現性障害
 ◦ 解離性障害
 ◦ 離人症性障害

▪ 家庭で出来るお灸のツボ
▪ 神経症のヨガ・セラピー
▪ 神経症のレイキ療法
▪ 神経症におすすめ脳デトックス

WHO(世界保健機構)では、鍼灸治療が
 神経症 ノイローゼ・ヒステリー 自律神経失調症 
に適応であることを認めています。

神経症の概念

心因によって精神症状を来す病態。
 ⇔ 心因によって身体症状を来す病態=心身症

神経症の分類

不安障害 Anxiety Disorder

不安障害の概念

不安を主症状とする一群の病態。

 不安(anxiety):外的対象のない漠然と漂うような未分化の恐れの感情。
 恐怖(phobia)不安が特定の対象や状況と結びついたもの。

不安障害の症状

  • 非器質性、心因性に突然やってくる不安が中心症状。
  • 不安に伴う身体症状 【自律神経症状が中心】
     動悸、発汗、息苦しさ、めまい、口渇、四肢のしびれ、振戦、頻尿
  • 不安発作(恐慌発作 panic attack)を来たすものもある。

パニック障害 Panic Disorder

概念:パニック発作の反復を主症状とする病態。
  パニック発作:周囲の状況とは全く無関係に、思いがけなく、突然に猛烈な不安が患者を襲う。

疫学:青年早期に多く、広場恐怖を伴うケースはやや女性に多い傾向。

症状:理由もなく突然に生じる急激な不安の高まり(パニック発作)
 →不安は身体症状を引き起こす
 →「今にも死んでしまうのではないか」「発狂してしまいそうだ」と感じ、周囲の人々に助けを求める

  • 身体症状
     動悸、頻脈、発汗、呼吸困難、めまい、胸腹部の不快感
  • 死の恐怖などの強い不安

この発作は通常数分間しか持続しない 【器質的な異常があるわけではない】
ところが、この発作は何度となく反復→患者は常に発作の再発を恐れるようになる(予期不安と呼ぶ)
予期不安が強まるにつれ、広場恐怖に発展。

広場恐怖

いざというときに逃げ出せない状況や誰も助けてもらえない状況に身を置くことを恐れることで、結果的にデパートなど人込みに行けない、誰かが隣にいないと過ごすことができない、乗り物に乗れない、橋を通過できない事態になる。

恐怖症性不安障害 Phobic Anxiety Disorder

概念:不安が特定の対象や状況と結びついた恐怖を主症状とする病態。

症状

  • 広場恐怖
     パニック障害と強い関連性がある。
     デパートの人込みに行けない、飛行機・電車・エレベーターなどに乗れない、
     トンネルや橋を通過できない
     →最悪の場合、自宅から一歩も出られない。
  • 社会恐怖(対人恐怖)
     密接に接触できる程度の少人数の集団において、他人に注目されること(視線恐怖)、
     恥をかくこと(赤面恐怖、吃音恐怖)、
     他人に嫌な思いをさせること(自己臭恐怖、醜形恐怖)etcを恐れる
     →結果的に社会的な活動性が低下。
  • 特定の恐怖症
     はっきりと限定された状況や対象に対する恐怖。
     高所恐怖、閉所恐怖、感染恐怖
     尖端恐怖;「これで誰かを刺してしまうかもしれない」と思い、手にすることができない症状。
     窃盗恐怖;「他人の物を見ると盗んでしまうかもしれない」と思い、その場から立ち去る症状。

これらが強迫症状(ex.”実際に盗んでしまう”)を伴うときは→強迫性障害と診断

強迫性障害 Obsessive-complusive Disorder

概念:強迫思考や実際の行為になって現れる強迫行為などの強迫症状を主症状とする。
しかもこれが患者にとって重大な苦痛または社会的活動の妨げとなる病態。

強迫思考:強迫観念=自分自身ではそれが無意味であり、考える必要がないとわかっているものの、ある考えが反復して出現し、「気にすまい」「考えまい」と努力しても、努力すれまするほど心に強く迫り、考えることを止められない現象。
そして、それが実際の行為になつて現れたときには、強迫行為と呼ばれる。

原因

  • 精神分析学的考え
    集団生活には秩序は不可欠であり、ヒトの場台にも、秩序を打ち立てて、それこ合わないものを排除するシステムが無意識的に構築されている。また、秩序通りにいかなかった時には、不安を顕在化しないような防御システムが保たれている。
    しかし、本症患者は異常に秩序に執着するという強迫性格をもっているので、防御機制がうまく働かず、その不安を「心の中の異物」として捉える。その異物の力が強い場合には、個体の自我を圧迫して、強迫症状に発展する。
  • 生物学的考え
    本症では抗うつ薬(セロトニン再取り込み阻苦楽)の有効性が確立していることから、セロトニン代謝異常が、関与する。
    遺伝的傾向も指摘されている。
  • 疫学:思春期から若年成人に多く、男女差はほとんど認められない。

    症状

    • 汚染に対する強迫観念 …何度も手洗いを繰り返す。
    • 疑念を内容とする強迫観念 …確認行為を反復(ストーブの消し忘れ、鍵の閉め忘れ)。
    • 侵入的な強迫観念 …自分がある行為をするのではないかという観念が脳裏から離れない。
    • 対称性や正確性に対する強迫観念 …睡眠に際して何時間もかけた儀式的な行為を行う。電柱や窓の数が気になって数えなければ気がすまなくなる。

    外傷後ストレス障害 Post Traumatic Stress Disorder (PTSD)

    概念:生命を脅かすような極限的な体験に遭遇し、その体験を素直に受け入れられないために、さまざまな精神症状を呈する病態。
    ストレッサー;火災、地震、戦争、レイプ拷問などの極限的体験、愛する者(家族)を予期しないようなし方で失う。

    第三者にも明確にわかる著明な外的・環境的変化に伴う一過性の反応を環境反応という。
    環境反応はその原因となった出来事が解消するか、地理的・時間的に離れれば解消するのが原則であるが、環境変化の大きさによっては数十年後にも解消されないものがあり、PTSDとして近再注目を集めている。
     【過去の過程が障害されている】

    疫学:発症には素因が重要な役割を果たしている。発症者にはもともと脆弱性が存在していたと考えざるを得ない。
    小児の場合、成人よりも発症しやすく、しかも症状がまん延する傾向がある。

    症状:1か月半ないし6か月程度の潜伏期間を経て発症

    • 外傷体験が鮮明に、自分の意志とは無関係に(侵入的に)反復して思い出される→ 睡眠、過覚醒状態、幻覚
    • 集中力が持続しない。根気がなくなる、抑うつや快楽消失、刺激の回避(社会的な引きこもり)を生じる。

    解離性障害 Dissociative Disorder

    解離性障害の概念

    症状は解剖学的・生理学的に説明できない。
    以前よりヒステリーと呼ばれていた病態に相当する。
    解離とは、行載、情動、感覚、記憶のいずれか、あるいは全てが統合を失っている状態をいう。

    ○精神分析学的

    われわれはときに心的外傷(トラウマ)を受けるが、これは時間の流れや他人との交流によって癒される。しかし、本症の場合には、心的外傷を無意識の世界に抑圧するので、フレッシュなままエネルギーを保ち続け、爆発の機会をうかがっている。それが身体症状(運動障害や知覚障害)として出現した場合を転換型ヒステリー、意識障害として現れた場合を解離性ヒステリーと呼ぶ。

    ○フロイト説

    退行という防御機構で説明する。無意識の世界に潜む心的外傷は主体に対して強い不安を引き起こすが、原始的な段階(幼児期など)に戻れば悩まなくてすむ。幼児期に戻ったり疾病になることにより、直面している問題から逃れ、精神的葛藤を一時的に回避することができる。つまり、精神的葛藤を身体症状(歩けない、目が見えない、声が出せないetc.)に置きかえることにより、精神的葛藤の解消を図る(これを一次利得と呼ぶ)。また、疾病になることにより周囲の同情や手厚い看護を受けることができるなど、事態は自分に都合の良いほうに動く(二次利得)。

    解離性障害の好発

    思春期の女性に好発。ただし、解離性遁走は、職場と家庭の板挟みになった男性で近年増加傾向。

    解離性障害の症状

    • 解離性健忘 …心的外傷に関連した出来事を思い出せない。発症は突然で、患者は記憶喪失に気づくが無関心な態度を貫く。
    • 解離性遁走 …ある日突然に「蒸発」する。後で発見されたときに、その期間のことを覚えていない(解離性健忘)
    • 解離性昏迷 …随意運動が極端に減少し、外界の刺激に反応しなくなりほとんど動かなくなった状態
      トランス …他人の人格に移り変わることで、外界の刺激に反応しなくなる。
      憑依障害 …霊やキツネに取り付かれたように振舞う。
    • 解離性運動障害 …四肢こ生じる異常運動や麻痺症状が中心→
      介助なしには立ったり歩いたりできない(失立失歩)、失声
    • 解離性痙攣 …わざとらしくみえる弓なり緊張(頭と足だけを床につけて弓のようにしなる)。目撃者がいないと起こらない。
    • 解離性無感覚および知覚脱出 …解剖学的に説明がつかない皮膚の知覚脱失、視力障害、聴力障害。
    • ガンザー症候群 …未決拘禁状態の囚人に生じた障害で、的外れ応答と小児症で、痴果にみえる(ヒステジー性儀痴呆)。
    • 多重人格障害(解離性同一障害) …人格を変えることにより、ある固体に生じた苦悩を他人事として扱うことができ、究極の解離状態といえる。したがって、その苦悩は非常に大きいと予想され、実際に、本症のほとんどは小児期に性的および肉体的虐待を受けている。しばしば自殺企画、薬物依存に陥る。

    身体表現性障害 Somatoform Disorder

    身体表現性障害の概念

    身体症状を反復して訴えるもの、それに対応する医学的説明が十分に見いだせない病態。
    愚者は、しばし周囲の注意を引こうとして、症状を演技的に誇張し、医師がそれを軽視すると憤慨する。
    ただし、主観的には身体症状は存在しており、愚者は嘘をついているわけではない(詐病とは異なる)。患者は必然的に内科や整形外科を受診する。

    身体表現性障害の症状

    • 身体化障害
      30歳以下の女性に多い。
      さまざまな身体症状(頭痛、腹痛、悪心ヽ、嘔吐、月経不順、、陰萎、四肢麻痺、嚥下困難、失声、知覚異常、耳鳴り、視野狭窄)が次々と繰り返し出現、このような症状のどれかが続く(慢性的)が、症状は動揺性。
      患者は身体症状に苦悩し、社会活動も停滞。
       →治療を求める。
    • 心気症(ヒポコンドリー)
      中高年に多い。生理的現象や些細な感覚異常を捉えて重症だと思い込み、執拗に愁訴を述べる病態。症状の根底に存在する重病が気にかかる一検査を求める→患者の愁訴に対応する異常所見は見つからない
       →ドクターショッピングに走る。
    • 疼痛性障害
      頑固な持続する疼痛を訴えるものの、神経学的にこれに対応する異常を認めなしり病態。
      疼痛は心理的環

    離人症性障害 Depersonalization Disorder

    概念:自我意識の能動性が失われたため、自分の知覚、感情、行為などについて現実感が湧いてこないという症状。
    患者に著しい苦痛を生じさせるor患者の社会的行動に制約を加えるようになる。

    症状:離人症状を主症状とする。

    離人症状=自己の身体および自己存在の非現実感と環境との疎隔感をいう。精神分裂病やうつ病脳血管障害でも出現する。また、精神発達過程の青年期には、その70%以上で離人症を体験するとされ、必ずしも病的な現象とはいえない。

    「喜怒哀楽がなくなった」「ガラスを通して見ているようだ」などと訴えられる。
    自我意識の能動性が、外界を意識する際に障害された →「まるで映画の一場面を見ているようだ」
     自己を意識する際に障害された →「まるで自分が生きていないようだ」

     

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    ○ヒステリー、チック、不安障害(強迫・恐怖)に上記と 沢田流神門

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