前曲のヨガ・アサナをご紹介します。

- サイタルヤサナ SAITHALYASANA
- パスチモッタナサナ PASCHIMOTTANASANA
- ガトヤマク・パスチモッタナサナ GATYATMAK PASCHIMOTTANASANA
- パダ・プラサール・パスチモッタナサナ PADA PRASAR PASCHIMOTTANASANA
- ジャヌ・シルシャサナ JANU SIRSHASANA
- アーダ・パドマ・パスチモッタナサナ ARDHA PADMA PASCHIMOTTANASANA
- メヌ・アカルシャナサナ MERU AKARSHANASANA
- ハスタ・パダングシタサナナ HASTA PADANGUSHTHASANA
- パダ・ハスタサナ PADA HASTASANA
- シルシャ・アングシュタ・ヨガサナ SIRSHA ANGUSTHA YOGASANA
- ウッティタ・ジャヌ・シルシャサナ UTTHITA JANU SIRSHASANA
- エカ・パダ・パドモッタナサナ EKA PADA PADMOTTANASANA
一般的に前曲のアサナは受動的なエクササイズと言える。
これらのポーズをとりながら、引力によりストレッチが促されているからだ。
反曲のアサナが引力に反して体を動かすのとは違い、前曲のアサナは緊張や痛みを解き放すのを自然の引力が手助けをしてくれる。
また前曲のアサナは肺の圧縮、そして呼気と関連しており、その結果深いリラクゼーションを招いてくれる。
多くの人が、座っている時間が多い生活スタイルを送っているため、体が硬く前屈が難しくなっている。
都会生活では精神的緊張と身体の硬直とが同時に起こってくるものだが、前曲のアサナでそれらを和らげることができる。
他にもいえることは、うぬぼれが強く、頑固な人は前屈することが不得意なものだ。
さらにこれらのアサナが苦手な人に共通することは何かしらの慢性的な恐怖感を持っているということ。
人は前を見て生きているため、後ろが見えずはっきりしていない。
そのため恐怖感を抱いていると防御的に背部が固まってしまう。
このように無意識のうちに固まったものを前曲のアサナでときほぐしていきたい。
ここで紹介している前曲のアサナのほとんどは腰から前に倒すのであって、ウエストからではない。
それにより背部にだけではなく腹部の内蔵へ働きかけることができる。
気を付けたいのは、自分の柔軟性に合わせて前曲することで、力を入れて無理にストレッチさせようとせず、ただリラックスさせること。
少しづつ練習を重ねていくことで背部の堅さがとれ、柔軟性が養われていく。
すべての前曲のアサナを順番に行わなくても、基本的なものだけをまず続けていくだけでも効果がはっきりとみえてくるはずだ。
背部に問題がある人は医師に相談してから行うこと。

メルダンダサナ【均衡のアサナのヨガ8】
メルダンダサナーこのアサナは内臓、特に肝臓の調子を整え腹筋を鍛える。腸内寄生虫を除去し腸内細菌を活性化させる。便秘にはとてもよい。自律神経を調節し、背筋を強化させるため脊椎調節にもなる。

ガルダサナ・鷲のポーズ【均衡のアサナのヨガ3】
鷲のポーズ-ガルダサナ-GARUDASANA-गारुदासन このアサナは手足の筋力強化と関節を弛める。坐骨神経痛やリウマチ、陰嚢水腫などに効果的である。常に自然呼吸をとる。

片脚伸展ポーズ【前曲のヨガ・アサナ12】
エカ・パダ・パドモッタナサナやり方説明。足を前に出して床に座る。左足を曲げ、足先を右腿の下に入れる。右膝を曲げ、足裏を床につけ、膝を立てて体に引き寄せておく。両手指を組み合わせ、右足裏の下におく。

魚のポーズ【パドマサナのヨガ2】
マツヤサナ(魚のポーズ)やり方。このアサナは内蔵のストレッチとなる。背部の血行をよくするため脊椎炎や背部の凝りにもとてもよい。甲状腺と胸腺にも働きかけることができ、免疫力アップにつながる。