逆転のアサナをご紹介します《逆転のポーズ》

ヴィパリータ・カラニ・アサナ VIPARITA KARANI ASANA
विपरीतकर्णी आसन
《逆転のポーズ》
身体を床に仰向けにする。両足を閉じ、全身まっすぐに。
両手は身体の横で、掌を床に伏せておく。全身リラックスさせる。
両足を閉じてまっすぐにしたままで、上にあげていき、頭の方へ持っていく。
両手で床を押し支え、腰を上げる。
両肘を曲げ、両掌を床から離し、腰(ウエストのくびれの位置)を支える。
肘はなるべく閉じて身体から広がらないようにする。
両足を上げ、床と垂直になるところまで持ってくる。両足をリラックスさせる。
この最終ポジションで、体重は肩、首、肘にかかっていることになる。
体幹は床と45度で、足は90度をつくる。
顎は胸につかなくてよい。
このポーズで目を閉じリラックス、苦痛を感じない程度の時間をおく。
スタートポジションに戻るには、まず、両足を頭の方へ下げてから、両掌を床につける。
ゆっくりと脊椎の1本1本づつ床につけていく。
頭は床から浮かないようにすること。
腰まで床についたら、両足をまっすぐなまま床に下ろす。
シャヴァサナ でリラックス。
Breathing:仰向けで吸気。足腰を上げて、最終ポジションにもってくるまで呼吸を止める。最終ポジションで自然呼吸かウッジャイ呼吸。足腰を下げスタートポジションに戻るまで呼吸を止める。
Duration:初心者は数秒で十分である。少しづつ長く保つようにしていき、数週間後には通常3~5分。1回のみ。
Other details:サルヴァンガサナ と同様。
Practical note:サルヴァンガサナの予備練習となる。特に初心者や、鼻がつまってサルヴァンガサナができない人にはこのアサナが向いている。このアサナの練習中に肘が痛むような場合はタオルを入れて行うなどするとよい。はじめのうちは、足の上げ下げのとき必要であれば膝を曲げて行ってもよい。

仰臥金剛杵のポーズ(スプタ・ヴァジラサナ)【ヴァジラサナのヨガ14】
仰臥金剛杵のポーズやり方説明。このポーズで内蔵のマッサージ効果が得られ、消化器系の不調や便秘など軽減できる。また、創造力と思考力が高められ、性的エネルギーが促進される。

動的鋤のポーズ【逆転のヨガ・アサナ8】
動的鋤のポーズやり方説明。すべての動きが流れるように、速度も一定で行う。消化管の蠕動運動を促進させ、消化機能向上、便秘解消、肝臓および胆嚢の働きを助け、腰部のストレッチとなる。

車輪のポーズ【反曲のヨガ・アサナ18】
車輪のポーズ-チャクラサナ-CHAKRASANA-चक्रासन このアサナは神経系統、消化器系統、心臓血管系統など調節し、腺からの分泌物の調節を行うことができる。百会で上半身の体重を支え、ゆっくり全身を持ち上げる。

白鳥のポーズ(ハムササナ)【均衡のアサナのヨガ18】
白鳥のポーズーハムササナやり方説明。腹筋と内臓のマッサージ効果がある。便秘やガスに効果的である。さらに肝臓・腎臓の働きが鈍いのを助け、胃腸の寄生虫を排出しやすくする。赤痢にもよい。食欲がないときも効果的である。