チャクラについて~ Chakra चक्र「7つのチャクラの意味」

チャクラとは

あなたのチャクラは開いている?開きすぎ?

チャクラとは

みんな誰もが自分のことを知っています。
鏡を何千回も見ているのですから自分の顔、体格、名前、何をしている人かなど当然わかっています。
同じように、他の人もあなたを見たときにあなただと気づきます。

でもそれは外見であって、それがすべてなのでしょうか。
鏡に映ったあなたがあなたの全てですか。 いいえ、それだけではありません。
あなたはその身体だけでなく、もっと大きなエネルギーの集合体でもあります。

さらに、あなたは根本的には類のないただ一つのスピリットなのです。
ちょっととまどってしまうかもしれませんが、本当の自分を知るためのカギがチャクラにあります。

チャクラはサンスクリット語で輪を意味し、円・運命・永遠などを象徴しています。
あなたの体に7つの渦、エネルギーが回転している渦が存在しています。
これらは脊髄にそって位置し、あなたという人をどんなものより明確にあらわしています。

それらのチャクラは小さくなったり、大きく開いたり、回ったり、向きをかえたりしながら生命力エネルギーを放っています。
それはあなたの生命のすべてでもあります。

これからもっとよく自分を理解するために、一緒にチャクラについてみていきたいと思います。
チャクラが体と心、そしてスピリットにどう影響しているかを考えていきましょう。

理由もなくとても穏やかな落ち着いた日と、まったく落ち着かない不安にかられた日とあるのはどうしてでしょうか。

ある日は感情高まって笑いが止まらなかったり、あるいは涙があふれて自分でも押さえ切れないような日もありませんか。

別の日には、まったく何に対しても無関心といった日もあるでしょう。
また、ある人のことを思い出していたら、ちょうどその人から電話があったり、メールがきていたり、何か偶然とは思えない力を感じたりしたことはありませんか。

そういった感情や感覚はとても自然なことであり、人間としての一部でもあります。
また、それらは、何処かしらからやってきて私たちのチャクラの渦に巻き込まれているのです。

古代インドの賢者たちは、渦まくエネルギーの中心が身体のいくつものエネルギーの道にそって存在していることを知っていました。

チャクラはそれぞれ体内の特定の腺や臓器、神経中枢に対応していますが、チャクラは肉体の中に存在するわけではなく、気の体の一部です。
なのでX腺やMRIなどの検査ではあらわれません。

また、チャクラは身体の物理的、心理的、感情的、精神状態のさまざまな側面に対応しています。
チャクラのことがよくわからないとしても、誰もがすでに感じたことがあるはずです。

せっぱつまった時に胃が痛くなるのは、マニプラ・チャクラからの語りかけによるものです。
何か大事なことを言わなければならないときに咽がつまった感じがするのはヴィシュッダ・チャクラの作用です。
旅行中、よく便秘するのはムーラダラ・チャクラの防護作用が働いています。
失恋したときに胸がさけそうに苦しいのは、アナハタ・チャクラが傷ついてズキズキいっているのです。

チャクラについては5つとか100以上とか様々な説があるようですが、通常はメインのチャクラは7つと言われています。

他にもマイナーチャクラといわれる小さなチャクラは手や足にも存在します。
足裏にあるチャクラはルートチャクラとのつながりが濃く、同じく手掌のチャクラはアナハタ・チャクラとつながりが密接です。

ではそれぞれのチャクラを一つ一つ見ていくことにしましょう。

 

ムーラダラ・チャクラ
Muladhara(Root chakrara) मूलाधार

第1チャクラ

ムーラダラ・第1チャクラ

このチャクラは脊髄の基底部、尾骨の前あたりに位置しています。
シンボルカラーは赤で、シンボル要素は土になります。
安心感、生存感、安定感などの感情の中枢でもあります。

そして、このムーラダラ・チャクラは肉体の基盤でもあり、物理的なすべての根となっています。

ムーラダラ・チャクラが健全で適度に開いていれば、大地とのつながりを感じることができ、身体がしっかり地について安定していることでしょう。
肉体も物理的にも豊かさと安定性をもっていると感じることができ、自分のことがよくわかっているはずです。

もしこのチャクラが閉じているなら、落ち着かず、ときに自分を見失ってしまいがちです。
考えすぎたり、感情が不安定だったり、迷子になってしまったかのようになります。
ときには宙に浮いているような感じがするかもしれません。

健康的な体質が保たれにくく、経済面でも問題が生じやすくなります。
考え事にとりつかれ、そのかわりに物忘れが多くなります。
支払いを忘れたり、もっと基本的なハミガキや食事を忘れたりすることもあるかもしれません。

ヨガのポーズでバランスをとることが困難だったり、足首に柔軟性がなく、下半身に問題があるかもしれません。

さらに、ムーラダラ・チャクラが開きすぎていると、重だるく感じ、やる気がでず、地に落ちたような感覚があるはずです。
いろんな問題が生じ、何事もやり通すことが難しくなってきます。

家から出るのがおっくうだったり、何か新しいことや変化を避けたがります。
本能にまかせ食べ・飲みまくったり、眠りまくったりと自分でおさえがきかなくなってきます。
依存症の人の多くはこのムーラダラチャクラの問題が関係しています。
ほとんどの依存症はこのチャクラと他のチャクラとの関係が含まれています。

ぜひとも、このチャクラを強く、健全に可動させ、他のチャクラとのバランスを保つようにさせたいものです。
このムーラダラ・チャクラの上に他のチャクラが並んでいるのですから、とりわけ重要なチャクラといえます。

わたしたちはこの地上で肉体をもって生きています。
精神的なことに没頭する前にまず基盤を鍛えることはとても重要なことです。

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スヴァディスタナ・チャクラ
Svadhistana(Sacral Chakra) स्वाधिष्ठान

第2チャクラ

スヴァディスタナ・第2チャクラ

このチャクラのシンボルカラーはオレンジで、シンボル要素は水になります。
仙骨のチャクラ、セックスのチャクラ、感情のチャクラともいわれ、創造力、行動力、気持ちや感情、セクシャリティなどの中枢となっているところです。

愛と慈悲の感情はアナハタ・チャクラから生じでいますが、このスヴァディスタナ・チャクラからは欲望、性的興味、恋愛などの感情が湧きおこってくるところです。

わたしたちの創造性はここから生まれています。
女性ならば、懐妊し生命をも創り出すことができるところです。

もしこのチャクラが強く健全で適度に開いているならば、感情に流されることもなく、しっかりと気持ちが落ち着いていられることでしょう。

創造力は高まり、ものごとを容易にやりとげる事ができるようになります。
何か起こったとしても、あわてず自然に変化を受けとめ、そのことに喜びを感じることができるでしょう。
健全で満たされた性生活を保つことができ、その活力も欲求も正常なものといえす。

もしスヴァディスタナ・チャクラが閉じてしまっていると、感情が閉ざされているような、切り離されたような感じがするかもしれません。
他の人に無関心だったり、冷たく接したり、内面ではイライラしたり鬱だったりします。

肉体面では、不妊症、性に関する問題、婦人科系の問題、前立腺ガン、骨盤の痛みなどが現れてきます。

途中で物事を投げ出してしまったり前へ進むことが恐い、創造力が欠けている、性に関して喜びを感じられない、などはスヴァディスタナ・チャクラがブロックされている可能性があります。

恋愛相手にたいして深い結びつきを感じられないのもスヴァディスタナ・チャクラが閉じていることがあります。
これは相手のスヴァディスタナ・チャクラの問題かもしれませんが、たいていはお互いのスヴァディスタナ・チャクラが関係しています。

このチャクラが閉じている人や、敏感で守ろうとする人は下腹にぽっこり脂肪がたまってきます。

このスヴァディスタナ・チャクラが開きすぎていると、感情に支配されてしまい何もできなくなることもあります。
気持ちが先走り、行動が伴わないようなものです。

セックスの依存症もこのチャクラが開きすぎているものですが、感情を持たないセックス依存症では閉じていることもあります。
ヘロイン中毒もこのチャクラが大きすぎたりしていることがあります。

第1チャクラのムーラダラ・チャクラと第2チャクラのスヴァディスタナ・チャクラを
一緒にバランスを整えるのが理想的です。
グラウンデュングの基盤がしっかりとされていれば、わたしたちの感情は問題も障害もなく広がっていくことでしょう。

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マニプラ・チャクラ
Manipura(Solar plexus Chakra)  मणिपूर

第3チャクラ

マニプラ・第3チャクラ

マニプラ・チャクラは太陽神経叢チャクラ、パワーチャクラとも呼ばれており、人格の力強さの中枢になります。
シンボルカラーは黄色、シンボル要素は火です。

自信に満ちた人のマニプラ・チャクラは太陽のような輝きを放っています。

その人のもつエレルギーはみぞおち部分に映し出されています。
消化器系統、つまり食べ物をエネルギーに変化させる作用とも強く結びついています。
どんなエネルギーを放っているかは、その人がどんなものを摂り入れたかで決まってきます。

マニプラ・チャクラが閉じすぎている人は頼りない弱々しさがただよっています。
周りの人々に流されやすく、自分の運命にも流されてしまっているかもしれません。
マニプラ・チャクラが弱いと自分で自分をコントロールできなくなったり、存在感の薄い人となってきます。

消化器系の問題もこのチャクラから生じています。
代表例にIBSや便秘、食欲不振など、さらに肥満もあげられます。
第2チャクラ同様に、マニプラ・チャクラが敏感だと、それを守ろうと脂肪がついてきてしまいます。

マニプラ・チャクラが開きすぎていると、自信過剰で横柄さが目立ち、自己中心的になってしまいます。
自分や他の人にも厳しすぎるようになったりもします。
声が強く大きく、目立ちすぎるくらいの存在感があります。
何かをやり遂げることはできますが、他の人(ハート・チャクラが閉じている人が多い)を犠牲にしたり、迷惑をかけているかもしれません。

マニプラ・チャクラが他のチャクラとバランスがとれていれば、その人の活力はみなぎって、自信に満ち、自分の気持ちや他の人の気持ちを犠牲にしたりすることもないでしょう。
マニプラチャクラを整えることは、もっと人間らしく生きるためにもはとても大事なことです。

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アナハタ・チャクラ
Anahata(Heart Chakra) अनाहत

第4チャクラ

アナハタ・第4チャクラ

ハート・チャクラと呼ばれるアナハタ・チャクラのカラーはグリーン、シンボル要素は風です。
ハートといって連想されるとおり、このチャクラは愛の中枢となっています。

このチャクラは7つのチャクラの中央に位置しています。
下の3つは物理的・現実的なものに関係しているチャクラといわれ、上の3つは霊的・精神的なチャクラといわれています。
アナハタ・チャクラはそれらが合流されて、その人に結びついているところです。

ハートが現実性と霊性のバランスを支えており、全てのチャクラがハート、つまり愛のために団結しあっているのです。
チャクラの概念ではすべての存在の活力が愛であるといわれています。

このチャクラが閉じすぎている人は、愛することが困難となります。
異性関係も浅いつきあい、もしくは本当に人を好きになったことがないと感じているかもしれません。
感情を表すのも苦手で、他の人と共感しあうことも難しく、愛を受け入れることにも慣れていません

心臓病、などもこのチャクラが関係しており、特に心臓発作、狭心症や冠状動脈の狭窄などはアナハタ・チャクラの閉じすぎているため起こっているものと考えられます。

アナハタ・チャクラが開きすぎていると、自分を犠牲にしても他人を助けてあげたいという慈悲の心に駆り立てられます。
自分を見失ってしまうほど、他の人のために感情をそそぎ込み、浮き足だってしまいます。

もしこのチャクラと第3チャクラがいっせいに開きすぎていると、お金や権力、他の人より自分のことばかりに執着してしまいます。
このチャクラと第5チャクラが開きすぎている場合は、目の前でおきている現実よりも、思考にふけってばかりといった傾向になります。

アナハタ・チャクラと他のチャクラのバランスが取れるようになってくると、心から素直に深く愛せるようになります。
本当の意味の慈悲の愛の心と平和を理解し受け入れることが容易になってきます。

アナハタ・チャクラは他のすべてのチャクラがリンクするチェーンの中枢のようなものです。
このチャクラは、ボディ・マインド・スピリットの3つの統合にきわめて重要な役割を担っています。
そのためヨガのポーズ(特に反曲のアサナ)ではこのチャクラに働きかけるためのポーズがたくさんあります。

ボディ・マインド・スピリットがバラバラになってしまわないようにも、しっかりとハートチャクラを整えておきたいものです。

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ヴィシュッダ・チャクラ
Vishuddha(Throat Chakra) विशुद्ध

第5チャクラ

ヴィシュッダ第5チャクラ

ヴィシュッダ・チャクラは咽に位置し、シンボルカラーは青、シンボル要素は音になります。
わたしたちの声はここで生まれ、表現力の中枢となっているチャクラです。

話たり、物を書いたり、描いたりというのはこのチャクラによって育まれています。
自分の考えを伝えたり、表現したりするように駆り立たせているのです。

真実性の中枢でもあり、自分で自分をいつわることのないよう本当のことを話すようにさせているのがこのチャクラであり、他の人の話しから本当のことを聞き分けるのもこのチャクラの働きです。

話すことだけでなく、書くこと・描くこともヴィシュッダ・チャクラの働きによるものです。
もし何かあったとき、自分でその意味が理解できないようなら、思いつくままに何か書いて、または描いてみてください。
その中にビックリするような答えが転がっているはずです。

ヴィシュッダ・チャクラが閉じすぎていると、コミュニケーション面で困難が生じてきます。
言葉につまり、つまずいてしまい口数が少なくなり、話すタイミングさえわからなくなってしまいます。
何か言いたいことがあっても、ただ言葉が出て来なかったり、自分の考えを伝える勇気がなく呑み込んでしまったりしてしまいます。

つい嘘をつていまうこともあるでしょう。
自分で嘘を本当のことだと思い込ませているかもしれません。
このチャクラが閉じていると本当のことを見分け・聞き分けるのが難しくなるからです。

肉体的には、咽頭・喉頭炎など咽の痛み、首の痛み、中耳炎など耳の痛みとして現れてきます。

ヴィシュッダチャクラが開きすぎていると、喋りすぎる傾向にあります。
相手の話しはほとんど聞かず、まくしたてて話し続けます。
それは聞いている人を疲れさせるほどだったりしますが、周りの人がどう感じているかなど全く視野にないようです。

また、他の人に攻撃的な言葉を発したり、絶え間なく言い争っていたり、威圧的な話し方するような人もこのチャクラが開きすぎている人です。

ヴィシュッダ・チャクラはアナハタ・チャクラと直感力のアジュナチャクラとの間に入り込んでいます。
それらのバランスがとれていれば、真実を話し、聞き分けることができ、創造性に満ち、人づき合いにも気を配ることができるようになります。

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アジナ・チャクラ
Ajna(3rd Eye Chakra) आज्ञा

第6チャクラ

アジナ第6チャクラ

第三の目と呼ばれるアジナチャクラのシンボルカラーは藍色、シンボル要素は光です。
直感力の中枢となっています。

何の根拠もなく強く確信を抱くような経験は誰にでもあるでしょう。
わたしたちの心が迷ってしまわないようアジナ・チャクラがヒントを与えてくれているのです。

超能力者などによる透視は、霊感が鋭いだけでなく、このアジナ・チャクラが発達したためといわれています。
このような能力はアジナ・チャクラで養われていきます。

アジナ・チャクラが閉じていると、多くの場合は内なる声に気がつかないようです。
せっかく何かに駆り立てられても無視してしまったりしてしまいます。

同時に第1チャクラが開き過ぎているような場合にはガチガチに肉体面に固執してしまいます。
同時に第4チャクラが開き過ぎている場合だと、感情が騒ぎ立て、現実よりも想像が膨らみすぎるようになります。

アジナ・チャクラが閉じていると肉体的には鼻炎、副鼻くう炎、頭痛(緊張性)、近視など視力の問題として現れてきます。

アジナ・チャクラが開きすぎると浮ついて地に足がついていないような状態になります。
知的で思考深く、考えすぎで頭が休まりません。
夢を多く見て、現実と夢の区別がつかなくなることもあります。

もし、霊感が強く霊が見えたりする、または瞑想などを多く行っている人は、低位にあるチャクラを強化し養っていく必要があります。

アジナ・チャクラのバランスが取れていれば、内なる声と大いなる声にきちんと耳を傾けることができ、きちんと地に足がついているようになります。
また、しっかりとした思考は感情と心とともに穏やかでいられるようになります。

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サハスララ・チャクラ
Sahasrara(Crown) सहस्रार

第7チャクラ

サハスララ第7チャクラ

サハスララ・チャクラはクラウン・チャクラとも呼ばれ、千の花びらを持つ蓮の花に例えられます。
シンボルカラーは紫(白といわれることも)、シンボル要素は思考です。

わたしたちの本来の純粋な叡智がここに属しています。
それは私たちの個々の存在より偉大で普遍的な存在なのです。

サハスララ・チャクラが健全であれば、自分と他のすべてがつながっていると気づくことができます。
他の全ての人のなかにも、全ての物のなかにも自分を見ることができ、同じように、自分のなかにも全ての人をみつけ、全ての物を見ることができるのです。

偉大なる全ての創造主はこのサハスララ・チャクラを通して私たちに語りかけています。
その偉大なる存在に気づくことができるかどうかも、このチャクラが左右しています。

もしサハスララ・チャクラが閉じていると、スピリチャルなことに全く興味を示しません。
無神論者で物質主義、さらには利己的な傾向になるでしょう。
ホリスティック・ヒーリングなども信じようとはせず、残念ながら視界に入れようともしません。

親しい人の死や、重大な事件・事故、鬱病などにより
一時的にこのチャクラが閉じてしまうこともあります。

サハスララ・チャクラが開きすぎている人はスピリチャルな人生に強く惹かれて のめり込むようになります。
修行僧やヒマラヤに山ごもりするような人ならいいのですが、やはり現実的に社会生活を送るためには、このチャクラのバランスも整えておきたいものです。

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7つのチャクラ