結核-病気・症状と治療

結核-病気・症状と治療

肺結核症 Tuberculosis

結核

▪ 肺結核症とは
▪ 東洋医学的な見方
▪ 家庭で出来る結核のお灸のツボ
▪ 結核の精神的および感情的要因
▪ 結核のレイキ療法
▪ 結核の食事法

肺結核症とは

結核菌により肺に炎症を起こす亜急性~慢性呼吸器感染症。
 *結核菌;細胞内寄生菌
経気道的な感染で、ほとんどが飛沫核感染 (空気感染)。

罹患率は、他の先進国の2~3倍で罹患率の引下速度は鈍化している。

1999年に「結核緊急事態宣言」(厚労省) → ”再興感染症”と位置付け。

肺結核症の疫学

70歳以上の高齢者の罹患頻度が高い。

近年の成人 (特に高脳の結核の多くは二次結核症である)。
 【細菌性免疫の低下に伴う再燃】

大多数の若者は結核に対する免疫をもっていない。

肺結核症の症状

患者の80%以上は自覚症状で発見。

  • 呼吸器症状
     咳嗽 、喀痰、血痰・喀血
  • 全身症状
     発熱 (微熱の場合が多い)、寝汗、全身倦怠感、食欲不振、体重減少 etc

*咳、痰が3週間以上続く患者は、結核を念頭において検査する。

肺結核症の検査

結核菌の証明が確定診断となる。

〔胸部X線〕浸潤、空洞、結節、石灰化や胸膜病変などがみられ、これらが混在
〔抗酸菌検査〕塗抹検査陽性(喀痰・咽頭ぬぐい液・胃液を用いる)
       分離培養 分子生物学的検査(PCR法、MTD法による遺伝子診断)
〔ツベルクリン反応〕Ⅳ型アレルギー反応陽性
 【感染後4~8週で免疫(細胞性免疫が成立し、ツ反応が陽性化する)】

ツベルクリン反応

ツベルクリン反応とは、結核菌に感作された人が、結核菌を死滅させた菌体 (精製ツベルクリンPPD) に対して示す遅延型アレルギー反応である。

ツベルクリン反応は、Ⅳ型アレルギー反応であること、BCG接種後または結核菌感染後に陽性になること、ツベルクリン反応が陰転化する場合があること。

  • 精製ツベルクリンを皮内注射し48時間後に判定する。
  • 結核菌感染後、4~8週で陽転する。
  • 陰性の場合は、結核菌感染を除外できる。ただし、遅延型アレルギー反応が低下するような条件化では陰性化する。 ex悪性腫瘍、副腎皮質ステロイド薬の使用中、低栄養状態、高齢、HIV、重症結核、麻疹や風疹のウイルス感染。

結核菌は飛沫感染

結核菌は、咳などで空気中に飛ばされた飛沫の水分が蒸散した後に残った飛沫核によって空気感染を起こす。この飛沫核は30~40分空気中に浮遊するといわれる。

結核菌に暴落されるとその約半数に感染が起こり、その90%は一生を通じて発病しないといわれる。感染した人の免疫力の低下 (加齢、糖尿病、免疫を抑制する薬剤の使用、HⅣ の感染) に伴って再燃する場合が多くを占めている。

結核菌の感染経路と症状

○初感染巣と初期変化群

感染性飛沫核が侵入
 →呼吸細気管支や肺胞に定着。
 →結核菌はマクロファージに貧食されるが、消化されずに生き残る (結核菌は細胞内寄生菌)。
 →結核菌はマクロファージの中で増殖、マクロファージを食い破り、その外に出る。
 →それに対応すべく、大量のマクロファージ、リンパ球による免疫応答が起こる。
  (これを初感染巣と呼ぶ)
 →結核菌を抱えたマクロファージが所属リンパ節に戻ると、ここでも免疫応答が起こり、リンパ節を腫脹させる。
《初感染巣と所属リンパ節腫脹を併せて、初期変化群と呼ぶ》

○細胞性免疫が十分な場合

⇒初期変化群は軽快に向かう (見かけ上治癒。この間に免疫が成立し、ツベルクリン反応陽性となる)。
初感染巣では、マクロファージやリンパ球がサイトカインをばらまき、寄生した細胞ごと破壊する。その際には、結核菌の有するろう脂質と反応し、まるでチーズのような乾酪化となる。
 →マクロファージやリンパ球は乾酪壊死の周囲を固め、肉芽組織を形成、結核菌を閉じ込める。
 →肉芽組織ではろう脂質の刺激を受けて、マクロファージが類上皮細胞やラングハンス巨細胞に変化する。
(小さな病巣) 乾酪壊死物質を残したまま、最終的には石灰沈着を伴って治癒。
(大きな病巣) 乾酪壊死物質が経気管的に排泄され、空洞が形成される。空洞壁にはやがて石灰沈着を生じる。

○細胞性免疫が不十分な場合

⇒初期感染結核症 (一次結核症) 初感染巣の結核菌がそのまま拡散。
 →さまざまな症状を引き起こす (一次結核症)。
(リンパ行性) 頸部リンパ節腫脹
(血行性) 髄膜炎、腎結核、関節結核、栗粒結核

○既感染発病

一見治癒した初感染巣に生き残った結核菌が、数年~数十年を経て、初感染巣から逃げ出し他の部位で再度増殖する (内因性再燃)。
 →肺後上部に好発 (二次結核症)。
 →多くの場合、 リンパ行性、血行性に広がる。胸膜炎、気腔内散布を引き起こす。

 

肺結核症の東洋医学的な見方

  • 《肺陰不足》:肺に栄養を与える津液が不足。口や咽が渇く、胸部が悶えて痛む、力が抜けたようになる。
  • 《陰虚火旺》:肺陰がさらに不足して、肺が乾き火盛となる。不眠、胸部がほてってむかむかする。怒りっぽい、胸脇部に刺痛や牽引痛、男性なら遺精、女性なら月経不順、やせ衰える。
  • 《気陰両虚》:陽気と陰気がともに消耗損傷。下痢、腸鳴、腹部脹満、食量減少、声がしわがれる、顔色が光って白く頬部が赤い、口や舌にびらん。

 

家庭で出来る結核のお灸のツボ(経穴・つぼ)

○お灸について »  

四華患門の灸=紐を首にかけて鳩尾までの長さを測る。その紐を首にかけたまま背部にまわし鳩尾の長さのところを仮点とする。仮点から上下左右に口幅の寸をとる。
列缺(れっけつ)、 外関(がいかん)、
手背と手掌を親指を交差させてかさね合わせ、手背側の次指と薬指があたるところ。(次指が列=A薬指が外関)

結核つぼ

 

結核の精神的および感情的要因

~自分本位なわがままにより衰弱。
~独占したがる、欲が強い。
~残酷な考えを持つ。
~復讐心。

結核におすすめのフラワーエッセンス

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結核のレイキ・ヒーリング(霊気療法)

レイキ・ヒーリングについて »

チャクラについて »

Chakras
  ヴィシュッダ・チャクラ Vishuddha(Throat Chakra)
  アナハタ・チャクラ Anahata(Heart Chakra)
  マニプラ・チャクラ Manipura(Solar plexus Chakra)

Positions
  基本ポジション+反応のあるところ、胸腺、肺尖。

結核レイキヒーリング1結核レイキヒーリング2

 

結核の食事法

結核は全身病とみるべきで、肺だけ治そうとしてもなかな治せないもの。胃腸、肝臓、腎臓・その他の諸器管も十分に働けるように血液が浄化され、自分の免疫力、体力で結核菌に勝つようにすることが基本。そのために食物と自然の良い能力を十分に生かし、全身の活力を増すようにすること。

〔主食〕
玄米飯・玄米小豆飯・玄米もち・胚芽のお好み焼き・あわめし・ひえめし・日本そばなど、粥状になるまでよくかんで食べること。必ずすりごまをたっぷりかけること。玄米に蓮根を炊き込んだおかゆや蓮根のお煮しめは、抵抗力はつき元気がでる。はと麦を玄米飯やお粥に加えてもよい。はと麦は結核には大変よい。はと麦は成分が強いので、食べすぎないようにし、毎日少しずつ食べるとよく、気長に続けるところに大きな効果がある。

〔副食〕
白米のときのようにたくさん食べないこと。よくかんで食べるとおかずも自然と減ってくる。ごまみそ・海藻・小魚・きんぴらごぼう・れんこん・人参・みそ汁・ゆり根・鯉こく・昆布巻き・野菜のてんぷら・野草・たけのこと海藻の油いため・たくあん・みそ漬け・にら・小松菜・とろろいも・納豆・大豆と昆布の煮合せ・小豆と南瓜の煮合せ・生野菜・うずらの卵少々・よもぎ・たんぽぽ・ふきのとう・にんにくなどつとめて食べるとよい。にんにくを焼いて毎日一粒二粒食べると良く効く。

〔飲み物〕
はと麦を20~40gを煎じて食前一時間に飲む。玄米茶・番茶など1日3カップ位までにして飲みすぎない。

〔禁ずるもの〕
甘味品(黒砂糖少々・蜂蜜少々ならよい、重病者はこれもやめたほうが早く治る)・鶏卵・肉類・肉汁・刺激物・菓子類・酢のもの(梅酢はよい)・清涼飲料水・ひどく冷やしたもの・氷水・コーヒー・紅茶・バター・酒・たばこ。

〔注意〕
結核だけに限らず、食養を始めると一時病状が悪化したように見えることがある。問う廃物が出ようとして大改造が始った好転反応として起こる。身体の大掃除が始ったと考え迷わず実行を続けること。そんなときは梅肉エキスを毎日お湯にといて一日2・3回飲むとよい。