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過敏性腸症候群-病気・症状と治療
過敏性腸症候群 Irritable Bowel Syndrome (IBS)
WHO(世界保健機構)では、鍼灸治療が 下痢・便秘 に適応であることを認めています。
過敏性腸症候群の概念
腸管に器質的病変はみられないが、便通異常と腹痛が続く大腸の機能性疾患。
消化器疾患のなかでは最も多い。
過敏性腸症候群の病態
ストレスを誘因
- 自律神経失調状態→腸管の異常運動特に(機能亢進)
【ストレスが、消化管の異常運動を引き起こす機序は不明】 - 消化管神経叢ミドパミンやセロトニンなどの神経伝達物質を分泌→種々の消化器症状
過敏性腸症候群の分類
過敏性腸症候群の症状
- 消化器症状が主症状
腹部症状
腹痛を伴う便通異常が持続
腹痛は食後に起こりやすい 【胃一直賜反射】
腹痛は排便・排ガス後に軽快する。
ガス症状…腹部膨満感、放屁(排ガス)など
便通異常
下痢型…慢性下痢(水様便~軟便)
便秘…痙攣性便秘(兎糞状の便)
【腸管の過緊張(分節運動の亢進)に基づく】
交替型(典型例)…下痢と便秘を交互に繰り返す - 非消化器症状…倦怠感、不安、不眠、頭痛、頻尿、発汗、動悸etc
【自律神経異常による症状】
過敏性腸症候群のその他の臨床像
- 20歳代女性と中年の女性に多い。ストレスの多い30歳代の男性。
- ストレスなどが原因かつ増悪因子。
【ストレスに弱い性格特性で、過敏に反応】 - 器質的疾患ではない→体重変化・血便・膿の混入はない。
【X線撮影で便秘に伴うガス貯留を認める部分のみ】 - しばしばパニック障害を伴う。
過敏性腸症候群の検査
内視鏡、注腸造影、吸収機能はすべて正常。
過敏性腸症候群の東洋医学的な見方
家庭で出来る過敏性腸症候群のお灸のツボ(経穴・つぼ)
○お灸について »
○胃腸疾患
胃の六つ灸=膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)
中脘
(ちゅうかん)+天枢(てんすう)
○下痢
臍を中心に上下、左右に口合寸でとる、承筋(しょうきん)、百会(ひゃくえ)、大椎(だいつい)
○ストレス
督脈上、陶道(とうどう)~筋縮(きんしゅく)までの圧痛点
委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)など
過敏性腸症候群の精神的および感情的要因
~不要なものを手放すことができない。
~または不要であると思われている不安感。
過敏性腸症候群におすすめのフラワーエッセンス
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関節リウマチのホメオパシーレメディー
Argentum nit.:
Colocynthis:
Dioscorea:
Lilium tigrinum:
Lycopodium:
Natrum carb.:
Nux vomica:
Podophyllum:
Ruta:
過敏性腸症候群のヨガ・セラピー
○ストレスに
アサナ
プラナヤマ
- ナディショダナ
- カパラバティ
- バストリカ
- ブラマリ
- シェータリ
- セートカリ
ムードラ
- ヴィパレータ
- カラニ
- パシネー
- シャンバリ
- ボーチャリ
- ヨガ
- プラナムードラ
- ヨガニドラ
シャットカルマ
- トラタカ
- ジャラネティ
- クンジャル
ハーブ療法
- ペパーミント
- ジャーマンカモマイル
- フェンネル
- シモツケソウ
- スリッペリー・エルム
- アロエベラ
- オーツ
- ストーン・ルート
- タイム
- ワイルド・ブラック・ベリー
- マシュマロウ
- ワイルドヤム
過敏性腸症候群のレイキ・ヒーリング (霊気療法)
○チャクラについて »
Chakras
マニプラ・チャクラ Manipura(Solar plexus Chakra)
スヴァディスタナ・チャクラ Svadhistana(Sacral Chakra)
Positions
基本ポジション+反応のあるところ、大腸、小腸、副腎。