鋤のポーズ【逆転のヨガ・アサナ7】

鋤のポーズ

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逆転のアサナをご紹介します《鋤のポーズ》

逆転のヨガ・アサナ Inverted Asanas 逆転のヨガ・アサナ Inverted Asanas

 

ハラサナ HALASANA हलसन

《鋤のポーズ》

 
逆転のアサナ
 

床の上に仰向けになる。両足は閉じておく。
両手は体にそえて、掌を下にして床に伏せておく。
腹筋だけを使い、両足を上げていき、床と垂直になるところまで(90度)もってくる。
両手を床に押すようにし、腰を上げ、転がるように腰から背中をゆっくり上げていく。
両足は頭の上の方に下げていき、指先が床につくようにするが、無理をしなくてよい。
両肘を曲げ、サルヴァンガサナ 同様に掌で背中を支える。
この最終ポジションで苦痛を感じない程度の時間をおく。
スタートポジションに戻るにはまず、両手を下げ、床に掌をつけ、ゆっくり背中から腰を下ろしていく。両足を床と垂直になる位置に持ってくる。腹筋を使い、足を下げてくる。
この時、膝が曲がらないようにする。

Breathing:スタートポジションで吸気。足、体幹を上げ最終ポジションまでの間、呼吸を止める。最終ポジションで深くゆったり自然呼吸。足、体幹を下げ、スタートポジションに戻るまで呼吸を止める。

Duration:初心者は最終ポジションを15秒から。週に数秒間増やすようなペースで行っていく。10分以上まで延ばしてもよい。

Awareness:Physical- 腹部に。背部を弛めることに。呼吸に、または甲状腺に。
Spiritual- マニプラ・チャクラに。ヴィシュッダ・チャクラ に。

Sequence:可能であれば、このアサナは サルヴァンガサナ から続けて行うとよい。サルヴァンガサナから、両足を頭の方に下げてバランスをとり、ゆっくりと両手を床に持っていき、スタート時ように掌を伏せる。全身リラックスさせ、足をさらに下げていき、指先が床につくまで下げていく。膝が曲がらないようにすること。
このアサナの後には、マツヤサナウシュトラサナ、または スプタヴァジラサナ を行う。下記のバリエーションを続けて行ってもよい。パスチモッタナサナ の予備練習にいいアサナである。

Contra-indications:ヘルニア、坐骨神経痛、重度の 高血圧症、背部に問題のある人、特に頸部関節炎の人はこのアサナは行わないこと。

Benefits:このアサナで横隔膜が動くことにより、内臓マッサージの効果があり、消化促進、便秘 解消、脾臓や副腎を活性化。膵臓と腎臓の働きを整え、インシュリン分泌を正常にさせる。腹筋を鍛え、背部の凝りを弛める。脊髄神経を調節し、交感・副交感神経の働きを整える。全身の血行をよくする。甲状腺へ働きかけ、全身の新陳代謝をよくする。同様に、胸腺へ働きかけ、免疫力を高める。このアサナは、喘息気管支炎便秘肝炎、泌尿器、月経異常 へのヨガセラピーとして用いられている。

Variation1:最終ポーズから、全身がフルストレッチされるまで、つま先を頭上に数歩進める。顎が腿につくようにする。ここで苦痛を感じない程度の時間をとる。自然呼吸。このポーズは特に上背部、頸部へのストレッチとなり、上部の脊椎の柔軟性を養う。

 
鋤のポーズ
 

Variation2:最終ポジションで、頭上につま先を数歩進める。膝が曲がらないようにすること。両手で足つま先をつかむ。肘を曲げないようにする。自然呼吸で、苦痛を感じない程度の時間をおく。このポーズでは特に下背部、腰部をストレッチさせる。

これらのバリエーションの後は通常のハラサナに戻ってから、スタートポジションに戻ること。

 

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片脚伸展ポーズ【前曲のヨガ・アサナ12】

エカ・パダ・パドモッタナサナやり方説明。足を前に出して床に座る。左足を曲げ、足先を右腿の下に入れる。右膝を曲げ、足裏を床につけ、膝を立てて体に引き寄せておく。両手指を組み合わせ、右足裏の下におく。

逆転のヨガ・アサナ

頭立蓮のポーズ【逆転のヨガ・アサナ14】

頭立蓮のポーズやり方説明。シルシャサナをとる。バランスがしっかり取れたところで、ゆっくりと両足でパドマサナを組む。ここで苦痛を感じない程度の時間をおく。骨盤部の血行を良くするため生殖器の問題にはとてもいい。

立位頭部膝間ポーズ【前曲のヨガ・アサナ11】

ホーム » ヨガ・セラピー » 前曲のアサナ » 立位頭部膝間ポーズ スポンサーリンク 前曲のアサナをご紹介します《立位頭部膝間ポーズ》   ウッティタ・ジャヌ・シルシャサナ UTTHITA JANU SIRSHASANAउत्थित जानु शीर्षसन 《立位頭部膝間ポーズ》     両足を肩幅に開いて立つ。両腕は横におき、目線は正面。これがスタートポジション。両腕を前に伸ばし、肩の高さで止める。上半身を腰から前に倒していく。両手をふくらはぎに回し、片方の手で反対側の手首をつかむ。肘を曲げるようにして両腕で上半身を引き、頭を両膝の間にもってくる。両膝が曲がらないようにし、無理をしないこと。このポジションで苦痛を感じない程度の時間をとる。手をほどき、ゆっくり上半身を起こしながら、両腕を肩の高さまで前に伸ばす。両手を脇におろし、スタートポジションに戻る。5ラウンドまで。 Breathing:腕を前に伸ばしながら吸気。身体を前に倒す前に呼気。身体を前に倒しながらと、最終ポジションで呼吸を止める。身体を起こしながら吸気。腕をおろしながら呼気。 Awareness:Physical- 動作と呼吸のシンクロナイズに、背部を弛めることと膝を曲げないようにすることに。 Spiritual- スヴァディスタナ・チャクラ に。 Sequence: このアサナの後に サルパサナ、セトゥアサナ、ダヌラサナ などの 反曲のアサナ を続けて行うとよい。 Benefits:このアサナは膵臓を強化させる。腰部、ハムストリングを弛め、脊髄神経にマッサージ効果をもたらす。頭部への血行を良くし、脳を活性化させることができる。     両足を肩幅に開いて立つ。上半身を腰から倒していき、両腕を膝に回す、膝を少し曲げる。両肘を横に出し、腕が床と平行になるようにする。上半身を引き寄せ、両手を首の後ろに持っていき、指を組み合わせる。背部をリラックスさせる。無理せず、やや膝を伸ばす。目線は真後ろ。これが最終ポジション、数秒で十分である。戻る時は、まず膝を曲げ、手をほどき、ゆっくり上体を起こす。 Breathing:上半身を前に倒す前に呼気。首の後ろで指を組む前に吸気。膝を伸ばしながら呼気。最終ポジションで呼吸を止めるか、自然呼吸。上体を起こしながら吸気。  

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反曲のアサナは身体を反対向きにさせるポーズである。胸を開き呼吸しやすくさせ、それは生命力を吹き込み、全身に活力を与えてくれる。身体を反曲させることが特に難しいという人は、人生に向き合うことを恐れているとか、自らを愛することを躊躇していることが多い

達人のポーズ シッダサナ【メディテーションのヨガ4】

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