目のヨガ・エクササイズご紹介します《ヨガ・セラピー》
多くの人が眼鏡、コンタクトレンズを使用しているが、それらによって本来の視力が向上するわけでなく大抵はさらに悪化させるものである。
近視になる原因は、自然光ではない人工的な灯、テレビやコンピュータースクリーンの見すぎ、長時間に及ぶデスクワークや勉強、栄養の片寄り、ストレス、体内に有毒物質の蓄積、老化などがあげられる。
視力の向上に電気の光が、悪影響を及ぼすのは明らかだが、食生活が目の健康を左右していることも考慮すべきである。
化学調味料や着色料の入っている食品、油分やスパイスの多いもの、ジャンクフードや冷凍食品などは、目だけでなく全身の健康を妨げるものである。
ベジタリアンになることがお勧めだが、少なくとも動物性食品の摂取量を減らすことを心掛けたい。
一般的に長時間の読書で視力がおちると言われているが、心が落ち着いてリラックスしての読書であれば問題はない。
心が張りつめた状態での読書は短時間でも眼精疲労を招く。
このような場合、シャシャンカアサナ を数分間行うと、心と目をリラックスさせ張りつめた緊張感を取り除くことができる。
眼鏡は必要なとき以外の使用をやめ、出来るだけ目を休ませ、眼鏡に頼らないようにしていきたい。
そして目が正常に機能していくよう慣れさせる。
早朝または日没時に、裸足で芝生や土の上を歩くことで目のリラックスと視力回復につながる。
足の裏の目の反射区と脳の視覚野の反射区が刺激でき、目にとてもよい。
また、日の出の初めの数分間、地平線から15度までの太陽を凝視することを奨励したい。
凝視した後、数分間は目を閉じ、余韻に浸る。
背筋を伸ばし、そのままパワンムクタサナ1-17、を目を閉じたまま行う。
同時に前後、中心から外面へ動くイメージを内視する。それからパーミングを行う。
日の出時、日の入り時にただ日光浴をするだけでもいい。
太陽に顔を向け目を閉じて、紫外線が目を優しく癒してくれるのを感じる。
緑内障、白内障、結膜炎などを除いて、現代のほとんどの眼の問題は慢性的な精神面でのストレスによる眼筋の機能障害が起因する。
近視、遠視、斜視、老眼などはこれにあてはまり、軽いアイエクササイズで軽減させることができる。
このエクササイズは長期間、定期的に根気強く行う必要がある。
速効性を求めるものではない。
効果が感じられるまでは数ヵ月~数年はかかる。
ヨガ生活に徐々に順応してくると、自然と眼鏡を必要としなくなるものである。
Preparation:
エクササイズを始める前に、掌に水をため目を洗う。
10回くらい繰返し洗う。これで眼部の血行促進に役立つ。
Contra-indications:
白内障、緑内障、ぶどう膜炎、網膜剥離、網膜動脈または静脈血栓症、角膜炎や結膜炎などの眼疾患がある場合は医師の意見を聞いてからエクササイズを行う。
逆転のアサナ、クンジャル・クリヤは行わないこと。
ヨガ生活とベジタリアン食を実践することはいい効果をもたらしてくれる。
Practice notes:アイエクササイズは提示されている1~8までの順番どおり行う。
1~8までを1セットで朝早くか夕方に1セット行う。朝と夕方に2回行ってもよい。
いちばん重要なことは練習中、完全にリラックスしていること。
目の疲れを感じるほどやらないこと。
それぞれのエクササイズの後は目を閉じ30秒以上は小休止を入れる。
その間パーミングを行ってもよい。
眼鏡は使用しない。
スクワットのポーズ【立位のアサナのヨガ8】
スクワットポーズ-ウッタナサナ-UTTHANASANA-उत्तानासन このアサナで背中の筋肉、骨盤、子宮が強化できる。腿、膝、足首にもいい。体内のプラナの流れを活性化させることができる。腰をおろしながら呼気。腰をあげながら吸気。
トラのポーズ Tiger Pose【ヴァジラサナのヨガ8】
トラのポーズ-ヴャグラサナ-Vyaghrasana-व्याघ्रासन; 女性生殖器官にいいエクササイズでもあり、産後、とくに多産の女性にはおすすめできる。腹部をストレッチするため消化を助け血行をよくする。腰から下腿の脂肪燃焼させる。
頭立蓮のポーズ【逆転のヨガ・アサナ14】
頭立蓮のポーズやり方説明。シルシャサナをとる。バランスがしっかり取れたところで、ゆっくりと両足でパドマサナを組む。ここで苦痛を感じない程度の時間をおく。骨盤部の血行を良くするため生殖器の問題にはとてもいい。
満コブラのポーズ【反曲のヨガ・アサナ4】
満コブラのポーズやり方説明。このアサナは大人、もしくは12歳以上の年齢に達していることが望ましい。両膝を曲げ、足先を上げる。頭、首、肩をさらに後ろにストレッチさせ、頭部が足指か足裏につくようにする
【目のヨガ・エクササイズ6】ヨガ・セラピー
目のヨガ・エクササイズ-鼻先凝視やり方説明。眼筋の適応力と集中力をつける。視界の領域がさらに広がる。鼻先を見つめている時に吸気。遠くを見つめている時に呼気。視線を水平線(なるべく遠くの点)に移し、5秒カウントする。